Hello my friends
I'm very warried for the actual situation in Japan.
I hope you are fine and also for Kenji .
I have try to contact him but I do not recived Any answer.
Please let me know how is your situation and if you need help. by Attilio.

ローマに住んでいる友人・元アリタリア航空のアッティリオから今朝メールが届きました。

元気でいるか心配している、手伝える事はないか・・・という言葉と共に、

ケンジと連絡が取れなくて心配していると、書かれていました。

で、さっそく船橋に住んでいる、元ＪＡＬの整備士ケンジさんと連絡を取ってみました。

住んでいる公団は新しい建物なので被害はなかったものの、

周りが液状化現象で、道路がグチャグチャで寸断され、電気もなかなか回復せず、

自転車で行動してるけどひどい有様だったそうです。

固定電話も使えない状態だったので、アッティリオも心配したんでしょうね。

東北ばかりに目が行きますが、けっこう関東地方、特に茨城・千葉の被害も大きいようです。

夜８時頃吹雪の中、エノさんの叔母さん一家がもくもくにやってきました。

福島県いわき市に住んでいて今度の震災に合い、

しばらく避難所生活を送って、なんとか崩壊を免れた自宅に戻りましたが、

ライフラインが復旧せずお店には食べ物もなく、灯油もガソリンもなく、

その上原発で３０ｋｍは屋内待機になり、ゆがんだ窓から危険な外気は入ってくるし、

しかたなく産まれて１ヶ月の赤ちゃんを抱えて、横浜の親戚を目指して出発したものの、

やはりガソリンがナカナカ手に入らず、２時間ならんで少し給油してもらい、

またしばらく走って並び・・・の繰り返しで今日中に横浜まで行くのは無理だということで、

我が家に泊まって頂きました。

生憎の大雪でノーマルタイヤでこちらに来るのは無理なので、

エノさんが沼田まで迎えに行って、

「そばグルメ花咲」で乗ってきた車を預かっていただきました。ありがとうございます。

３歳のカエデちゃんは雪が楽しそうで、ジングルベルを歌ったり、

今はマオちゃんを追っかけまわしています。こどもは元気ですね。

小さな家族風呂ですが、みんな久しぶりだそうで、喜んでいただきました。







雪は今も被災地にも丸沼にも降り続いています。早くやんでほしいものです。

家族風呂を復活させるにあたって、

押し込んでいた大量の衣類を整理整頓しています。

もったいないと思って、着てないのに沢山とってある衣類の山。

思い切って捨てるのは捨て、ゼンゼン傷んでいないまだ着れると判断した物は、

ビニール袋に詰めました。モチロン被災地に送ったりはしません。

奥尻島の地震の時に、着古したいらない物を汚れたまま、親切を装って送りつける人が沢山いて、

それは逆に被災者の方にとってとても迷惑であり、失礼な行為だと思った記憶があります。

それより義援金のほうが何百倍も役に立つと思います。

で、この衣類はどうするか、全部バリ島に持って行って、

友人のマデの親戚の人達の仕事着（農業・漁業）として活用してもらっています。

しかし、身はひとつなのに沢山物を持ち過ぎているな・・・・と反省しきりの今日この頃です。


※福島第一原発がどんどん危機的状況になっています。

被災者の為に今何が出来るか、と考えると、

義援金・ボランティア・節電です、

ボランティアは今は無理としても義援金と節電はすぐ出来ます。

すぐに客室やビデオルームのコンセントを抜き玄関の照明も消しました。

そして今日、農協の人が灯油を入れに登って来てくれたのですが、

「この次いつ来れるかわかりません」という話で、

いそいで薪ストーブに火をつけ、石油ストーブの利用をやめました。

食堂の薪ストーブがチョロチョロ燃えていると、気持ちも体もなんだか温まります。

お風呂もお客様がいませんので、

使っていなかった小さな家族風呂に切り替える予定です。

物置状態になっているのでチョット面倒なんて思ってましたが、

ここにいたっては片付けるしかありません。

そういえば昔は、練炭の堀ゴタツと火鉢しか暖をとる方法がありませんでした。

家の中はキンキンに冷えて、廊下の洗濯物がコチコチに凍ったりしてましたね、

おいおいいつの時代の話だとチャチャがはいりそうですが、私の子供の頃の話です。

堀ゴタツにはいってドテラ（死語ですね）や綿入れバンテンを羽織って受験勉強してました。

それを思えば、薪ストーブがパチパチ燃えて暖かい食堂は天国ですね。

お昼過ぎ、お米が無くなりそうなので下まで降りると、

お米は手に入ったものの、ガソリンスタンドに終了の看板が！！

一軒だけセルフが開いていたので、なんとか入れてきました。

スタンドでもこの次いつ入荷するか、めどが立っていないという事でした。


原発は限りなく危険な方向に向かってるし、

この先日本はどうなるんだろうと不安ばかりが募る日々ですが、

下ばかり向いてはいられません、少しでもポジティブに考え行動しなくてはいけませんね。

地震が起こった直後から、宿泊のキャンセルが続いています。

仕方ありません、日本中が悲しみと不安に包まれている時、

遊ぼうという気にはなかなかなれませんから・・・・

丸沼高原スキー場も３月１７日までお休みです、連休のスキー大会も中止になりました。

そんな訳で、急に時間が出来たので、

思い立ってダウンジャケットを洗う事にしました。

２年前の旅行中、薄い色のジャケットにボールペンの黒い大きなシミを作ってしまいました。

とっても目立つのでクリーニングに出さなくてはと思いつつ、そのまま使っていました。

マフラーで隠したりバッグで隠したり、いい大人のやることではありませんでしたが・・・・

モリトが「自分でダウンを洗える洗剤が出てるよ」というので、

それを取り寄せてはいたのですが、忙しさにそのままになってました。

まずアルコールを歯ブラシにつけて、しっかりシミをこすって落とし、

ダウンウォッシュで洗い、乾燥機にかけると、

シミも汚れも落ちて、見違えるようにきれいになりました。もっと早くやればよかった。







※ネットでボールペンの染み抜きを検索すると、油性なのでアルコールで落とすと書いてありました。

で、消毒用の無水エタノールが手元にあったので、恐る恐る使ってみましたが、ＯＫでした。

外国などひとたび何かが起こると、救援物資など我先に奪い合い、

略奪なども平気で行われたりするのに、

それに比べて、今回被災した人達それを助ける人達、

みんな忍耐強く秩序正しく思いやりを持って、この未曾有の困難に立ち向かっている映像をみて、

目頭が熱くなってしまいました。改めて日本人ってすごいなと思います。

ライフラインが一日も早く復旧して、

被災した人たちが一日も早く立ち直る日が来るのを祈るばかりです。


フィンランド人の若者は今日モリトと一緒に東京に帰って行きました。

明後日のフライトで母国に帰るのに、無事飛行機に乗れるのか、

それよりもう地震は起こらないだろうか・・・・すごく心配するので、

モリトが成田までついていってあげることにしたのです。

高崎駅であった激しい地震は初めての経験で「ここで死ぬのかと思った」そうで、

もくもくに来ても余震が続いているので、怖くて夜も眠れなかったそうです。







きっと記憶に残る休暇になった事でしょう。

津波による被害が物すごい事になっていますね。

終日テレビの前に座っていて、心が暗くなってしまいます。

しかし心配していた、友人・知人・親戚がとりあえず無事でいることがわかり、チョットほっとしました。

モリトは高崎駅の改札を出た瞬間にグラグラと来て、

駅舎のガラスが落ちて割れ、とっさに地面に伏せながら「やばい関東大震災だ」と思って、

すごいショックだったと言ってました。

スノーボードを楽しみにやってきたフィンランド人も「とてもそんな気分じゃない」

と、１日中ニュースを見ていました。

でも、フィンランド大使館にすばやく「自分達が無事で有る旨」連絡を入れてました。

みんな２０才位ですが、危機管理意識がしっかりしていますね。


まだまだ続く余震と、津波・火災・原発・・・・本当に心配です。

地震が起こった瞬間はゲレンデにいましたので、まったく気が付きませんでした。

滑って下の駐車場までやってくると、「アレ、なんでリフト止まってるの？」

「今地震があったらしいよ、高原の駅からワラワラ人が飛び出して来て、

立っていいられないほど揺れたって言ってたよ」

急いで家に帰ってテレビをつけると、

震源地でマグニチュード８．８と言う過去最大の地震で、広い範囲で大変な被害が出ていました。

特に津波による被害が物すごく、恐ろしい映像がながれています。

仙台には友人クミちゃんの実家があり、ＪＡＬを早期退職して先日故郷に帰ったゴトーさんもいます。

電話も通じないので心配しています。

被害は東北ばかりでなく、横浜の友人（理容室）はお店の中がグチャグチャになって、

水道が破裂して、水浸しになりおまけに停電だそうです。

ゲンヤは帰宅不能で会社の近くに泊まり、

モリトは休暇でフィンランド人の友人３人と「もくもく」に帰ってくる途中、

高崎駅で地震にあって、新幹線も動かず、まだ到着していません。

「何とか１１時くらいには到着出来そう」とさっきメールが入りました。

余震が起こるたびに、猫は目をまん丸にしておびえています。

明日になれば、被害の状況がわかってくるんでしょうけれど、本当にお気の毒です。