ペンションもくもく 時々手作り日記・ 旅行・モロッコ 忍者ブログ
お店などない奥日光の山の中の生活を彩る、 食べ物やアクセサリーなどの楽しい手作り生活、また大好きな旅行について時々書いてます。
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先日、女性の方からメールをいただきました。
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モロッコ女性一人旅を計画しているのですが、


ネットで色々調べているうちに

「もくもく」さんのモロッコ旅行記にたどり着きました。


43d479da.jpegぜひ一度おじゃまして、詳しいお話をうかがいたいのですが。

ということで、昨晩一人で泊りにいらっしゃいました。

誕生プレゼントのシャンパンを飲み過ぎて、

c89b47bb.jpeg頭がぼーっとしながら、

3人で色々モロッコの話に花が咲きました。

モロッコとてもいいところです、また行きたいね、

ef8c6290.jpegと私たちは思っているのですが、

市場などのグチャグチャ感や、

羊の頭が並んだ屋台の食べ物など、

d38b660b.jpeg多分苦手な人も多いんでしょうね~

彼女は私と同い年でした。

退職を期にいろんなところをじっくり旅したいのだそうです。

「夜の一人歩きだけは避けて、緊張感を持ちつつ、楽しんでくださいね」とアドバイスしました。
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モロッコの思い出話に花がさいたところで、改めてじっくり写真を眺めていると、

猫の写真がけっこうありました。モチロンphoto byエノさんです。

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市場の中で子猫がじゃれて、とても可愛かったので写真を撮っていると、

白ひげのおじさんが身振りで「抱くか?」

喜んで抱いて写真を撮っていると、「まさか連れて行くんじゃないだろうな」

と思ったんだか、おじさん急に不安そうな顔して見張ってました。

後ろに見える緑色のボトルはバラ水です。

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パン屋の前でお座りしている猫は、決してパンが欲しいわけではありません。

隣の肉屋のおじさんがたまに投げてくれる肉のかけらを、辛抱強く待っています。

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ジュウタン屋の猫もゴミ捨て場にいる猫も市場にいる猫も、モロッコの猫はなんだか皆幸せそうです。

そういえば犬はほとんど見なかったような気がしますが・・・・宗教上の理由??


モロッコの砂漠ツアーに参加した、イシダ&カワカツさんが泊りに来てくれました。

食後ワインを飲みながら、モロッコの旅のアレコレに話がはずみました。

彼女たち開口一番「ブログに『砂漠でワインを飲んだ』って書いてありましたけど、

いつ飲んだんですか?同じテントだったのに全然気が付かなかったので?」

sabaku6.jpgそうなんです、モロッコはイスラムの国なので、

お酒が屋台やカフェ、レストラン何処にも置いてなくって、

仕方なくタクシーを飛ばして駅の近くの大型スーパーに行って、

赤ワインやモロッコビールを買出して、あいたペットボトルに詰めて砂漠にもって行きました。

そして星空の下で皆がタイコをたたいて盛り上がっていた時、

密かに、2人でペットボトルワインを回し飲みしていたんです。

モロッコでワインもビールも作っているのに、外では飲めないなんてね・・・・


出発前に他の人のモロッコ旅行記を読んでいると、

屋台ではビールを置いてないので、

スーパーで買ってきた缶ビールを勝手に持ち込んで飲んでいたところ、

通りすがりのオジサンに頭をガツンと殴られたそうで、

それはイスラムの教えに反した行為だったんですね~読んで思わず笑っちゃいました。


それで私達は、屋台では甘いミントティを飲み、パンと羊のシチュウを手づかみで食べ、

ホテルに帰ってからひっそりとワインなど飲んでました。

でもそれはそれで、とても楽しい思い出になりました。モロッコいいですよ。

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川勝さん石田さんありがとうございました。来シーズンぜひ白根山に一緒に登りましょう。

お二人が写っている写真アップしてみました。

5月19日

カサブランカ7時50分発 → パリ11時50分着(3時間)

パリ13時30分発 

5月20日  

okaimono2.jpg成田着8時10分(12時間弱)

これで旅は終わったはずだったんですが、

なかなか荷物が出てこなくて、モロッコからの乗り継ぎだったので、

もしかして積み忘れられたりして・・・といやな予感。

okaimono.jpgですが最後の最後にやっと荷物が出てきて一安心。

すると手荷物検査の人が、

「チョット別室に来ていただけますか」  「エ、何ですか??」

「確認しますが、この紙に書いてあるようなもの、持っていませんよね」

8651799c.jpgそこには大麻・麻薬etc・・・の文字が・・・・「もちろん持ってません」

「でも麻薬犬が反応しましたので、この荷物全部あけて調べさせていただきます」

アラアラ、面白い事になったな、こんなの初めて、

ブログねたに写真を撮りたいところだけど、もちろんダメなんだろうな・・・・

oshokuji.jpg「ん、これは?」「あ、それは薔薇水です、モロッコは薔薇が有名なんですよ。」

もちろん何もでず、無罪放免となったわけですが、

モロッコではお酒が禁止されているので、

その代わりなんでしょうか、カフェの奥などでよく煙がもくもくしてて、

boushi2.jpgヘラヘラ幸せそうなオジサンたちの姿が・・・

その幸せの煙が、

私が山のように買い込んだ、ジュウタンなどのおみやげにしみこんでいたのでしょうか?

こうしてモロッコの旅はつつがなく終わりました。

初めてイスラムの国に旅したので、何もかも新鮮で面白く楽しい日々、

チョット心配して出かけましたが、いろんな人にとても親切にしてもらいました。

又いつか行けるといいなと思っています。  Photo by Yutaka Enomot

※女性の民族衣装それぞれに趣向を凝らしとても気を使っています。
 ヒョウ柄やシマウマ柄の人も居ました。
 中高年の人は圧倒的にふっくらしていました。男性はなぜか痩せています。

5月18日 今日は昼過ぎの列車でカサブランカへ。

翌朝7時30分発のパリ行きに乗る為に、

空港のそばにあるアトラス・エアーポート・ホテル泊。

riado-attarine.jpgああ、これで12泊14日の休暇も終わってしまう・・・・短い2週間でした。

ところで、マラケシュのリアドも素敵だったけれど、

ここフェズの宿、リアド・アッタリーンも最高でした。

インテリアがとても洗練されてて(もちろんモロッコ風に)

riad5.jpg細かいところに使われている小物も面白く、

よし、真ちゅう職人のスークで、

同じようなものを買って帰ろうと探しましたが見つかりません。

オーナー夫人に聞くと、

riad4.jpgこれはフェズで手に入れたのではないという事で残念。

又、宿の場所がフェズの中心から少し離れているので、

夕食をお願いしました。

夜8時にダイニングに下りていくと、ソファーに案内され、

まずはアペリティフということでワインをいただきます。

riado2.jpgそこは他の国のお客さんも一緒で、

オーナー夫人がにこやかにフランス語でお話。

まったく話に加われない私達のために、

時々英語で通訳したり、他のお客さんを紹介してくれたりと忙しい。

riad7.jpgさて、夕食の準備が出来るとダイニングに移動、

オーナー夫妻はそこでいなくなり、

見知らぬよその国の人々と同じテーブルで食事を頂く事に。

うーん、こんなシュチュエーション初めて・・・・

riad6.jpgスイスから来た家族やフランスから来たゲイ?のカップルと、

ブロークンイングリッシュでお話しながらディナーはすすんでいきました。

メチャ疲れたけど、なかなかこんな機会はないので良い経験となりました。


前菜は人参の香草和え・モロッカンサラダ
メインはチキンのタジン   デザートはリンゴのヨーグルト和え
最後にカフェかミントティというモロッコ料理でした。

※私ももっと積極的にお客様のお相手をしなければいけないのかも・・・・とチョット思いましたが、

ここにはお掃除や料理をつくる専属のスタッフがいて、

マダムの仕事は、管理と接待だけだということでした。

同じくらいの部屋数でも、2人で全部やってる「もくもく」とは比較になりませんね。
5月17日 モロッコの旅もいよいよ終わりに近ずいてきました。

tannneri2.jpg今日はエノさんがどうしても行って見たかった、

タンネリ・皮なめし染色のスークへ。

しかしすんなりたどり着けるわけもなく、

地元の女の子に案内してもらいました。

tannneri.jpg皆おコズカイ稼ぎをしようと待ち構えて、

立ち止まってキョロキョロしようものなら、

すかさず「Where are you going?」と声をかけてきます。

ほんとに迷った時はありがたい存在ですね。

shinnchuu.jpgタンネリの様子は周りのお土産屋(もちろん皮屋です)の屋上から

眺める事ができます。

においが強いので「鼻に当てながら見なさい」とミントの小枝を渡されました。

中世の頃から続いているというなめしや染色をじっくり眺め、

rojiura.jpgお礼に10DH渡して次へ。

真ちゅう職人のスーク・香料のスークを見て、

最後にまたワクワクする食料品をながめて、今日もいっぱい歩きました。

熱中症になるといけないので、

koneko.jpg水はもちろんですが生オレンジジュースを何回も飲みます。

これがほんとうにおいしい、やみつきになりました。

泊 リアド・アッタリーン



5月14日 マラケシュ最後の日なので、スークで思いっきり買い物。
 
omiyage1.jpgそのあと駅まで行って、明日のフェズ行きのチケット購入。

泊 リヤド・ダル・ミモウナ





5月15日 列車でマラケシュ11時発 → カサブランカ → フェズ夕方7時到着(8時間)

       朝から絶不調。私だけ何かにあたったらしい・・・・・

       トイレとコンパートメントの往復。

       カサブランカを過ぎたあたりからなんとか体調が落ち着いてきた。

       フェズの駅前からプチタクシーで宿へ。

       泊 リヤド・アッタリーン Riad Attarine (香料商人の意味)

5月16日 世界一複雑な迷路の町といわれるフェズ・エル・バリ。

261952ba.jpg翌朝さっそく迷路のスークの探検に。

マラケシュと違って、

1000年も前から続く庶民の為の市場、生活の場としての路地で、

猥雑で、ホコリッぽくって、汚くって、面白い。

yasai.jpgブー・ジュルード門よりモスクを目指すが、あちこちで迷いまくり。

「迷いに来たんだからいいんじゃない」と呑気なもの。

で、5時間くらいは歩き回ったかな、

食料品などを売ってるスークを発見するとなんだかワクワクする、

39f95ba2.jpgキッチンが付いてる宿だったらいろいろ買い込んで料理してみたい。

薔薇の花やカタツムリ・ラクダ・羊・にわとり、様々な野菜、

などありとあらゆるものが売られている。

皮職人のスークにも行ってみたいし、

zukki-ni.jpg真ちゅう職人、香料、染色など同じ仕事の人たちが

それぞれのスークを作っているフェズの路地、

明日はどこを見ようかな。

泊 リアド・アッタリーン




bara.jpgマラケシュのスークでもフェズのスークでも、

私の最大の関心事はお買い物です。

モロッコらしいものモロッコにしかないものを、

事前にネットでチエックして出かける念の入れようで、

barasui.jpgエノさんにはすっかりあきれられてしまいました。

でも日本で売られてる値段を調べておくと、

値切り交渉もスムーズにいくはず!!

と、言う事で最強の味方ソーラーパネルの小さな計算機とともに、いざ出陣。

私が一番欲しかったのは薔薇水。

boushi.jpg砂漠ツアーの途中,薔薇の村のカフェに立ち寄った時、

一本20DH(200円)で買い求め、マラケシュのスークで買い足し、

フェズのスークでももっと買おうと、奥まった小さな店をのぞくと、

1本50DHというので「エ、よそではもっと安かったよディスカウントして」

hiroba.jpgと騒いでいたら

「フミさん何いってるの、50DHじゃなくて5DHって言ってるんだよ」

はなから吹っかけるものだという思い込みで、大失敗。

あまりの安さにアルガン石鹸やアルガンオイルまで買っちゃいました。

デモたいていは思いっきりふっかけてきます。

ki-horuda-.jpgで、思いっきり値切って、おじさんがフンフンと怒るくらいに、

そうして買ったおみやげ、

われながら量がすごすぎです。

化石はエノサンのために?値切りまくり。

巻貝とアンモナイトのスタンド式飾り盾 4500円を1600円に

1a120681.jpg鮫の歯・二枚貝の化石を2個で500円に

さすがにオジサンに「メルシー」と言ってもらえませんでした。

帽子屋のおじさんは毛糸の帽子2個で6600円なんていうので、

「何言ってんのよ、となりのオバサンから昨日2個で500円で買ったのよ、

まったくオジサンたら優しい顔してすごい事言うんだから」

と、日本語で言いながら計算機をプッシュ。

結局2個で600円になりました。

買い物って楽しいけれど、めちゃめちゃエネルギー使いますね。

5月13日  砂漠 → エルフード → マラケシュ 

まだ朝暗いうちに起こされ出発の用意。

asahi.jpgこれから、昇る朝日を眺めながら出発地点に戻るという予定。

さすがに寒いので、パタゴニアのダウンセーターを着込んで準備オーケー。

ふと見ると、半そでのTシャツに半ズボン、

素足にサンダルというなめた格好のヒトが・・・「寒く無いのかな」と思っていたら、

途中の休憩時間に、

お尻に敷いていたボロボロのきたない毛布を頭からかぶってました。ヤッパリネ。

荷物を預けたホテルで朝食を食べ、

nihonnjinn.jpg2日かかって来た道を、今日はマラケシュまで一気に帰ります。

途中エルフードで、

フェズに向かう日本人の女の子3人と香港人の親子3人とお別れ。

ところで旅先で出会う日本人はほとんど女性ばかり。

男性は旅行が嫌いなのか?休みがとれないのか?なんなんでしょうね。


asahi2.jpgエルフードはアンモナイトの化石が特産です。

サハラ砂漠って海が隆起して出来たんですね。

で、エノさんは絶対化石が欲しいと言ってたので、

短いトイレ休憩の間に買おうと、お財布を持って化石屋へ。

先にトイレを済ませた私は、一足先にいろいろ素敵な化石をチェックしてました。

だけどいつまでたってもエノさんは現れず、

そのうち「バスが出発するよ、何やってんの!!」という声が

「何やってんのって、エノさんが化石が欲しいって言うから待ってたのに、どうしたのよ!?」

kyuukei.jpg聞けば、トイレのドアノブが壊れていて、

押しても引いてもドアが開かず、

ずーとお財布を持ったまま閉じ込められていたそうで、笑っちゃいました。

だいぶ時間がたってから、

声を聞きつけたツアーメンバーのオーストラリア人にやっと救出されたそうです。

so-se-ji.jpg1.jpgという訳で化石は買えず、無念。

それからマイクロバスは12時間かけてマラケシュに到着しました。夜8時30分。

いや~3日間楽しかった。

夕食はフナ広場の屋台で念願のソーセージを食べる。

泊 リヤド・ダル・ミモウナ

旅の途中からどんどん疑問がふくらんできた。

beruberujinn.jpg見かけるラクダはヒトコブばかり、

フタコブだったら乗りやすそうだけど、ヒトコブラクダってどうやって乗るんだろう?

砂漠の入り口で待っていたのはヒトコブラクダ。

見ると、毛布で筒を作ってコブの上にかぶせて、

rakuda1.jpgその上に畳んだ毛布を載せて平らにし、その上にまたがるようになっている。


さていよいよ砂漠の中のテントサイトに向かって出発。

しゃがんでいるラクダが立ち上がるとき結構怖い。

9頭づつラクダがつながれベルベル人が先頭にたち、

rakuda4.jpg砂丘の中をゆっくりゆっくり進んでいく。

けっこう目線が高く怖くて、ガチガチに体と手に力がはいる。

写真を撮るどころではない。

夕日を眺めながら1時間でキャンプ地に到着。日本人の女の子3人と同じテント。

touchaku.jpgチキンのタジンの夕食。

漆黒の闇に北極星が輝いてきれい。

皆がたたく太鼓の音を聞きながら、

こっそり、ペットボトルに入れてきたワインを隠し飲みする私達。

こうして砂漠の夜は更けて行くのだった。
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