お店などない奥日光の山の中の生活を彩る、
食べ物やアクセサリーなどの楽しい手作り生活、また大好きな旅行について時々書いてます。
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そろそろ秋の酵素を仕込む時期がやってきました。
私は前橋の「中山酵素教室・http://www.nakayamakouso.school-info.jp/」で作り方を教わりましたが、
九州にいる友達やお客様に教えて欲しいと頼まれているので、
出来るだけ詳しく書いていくつもりです。興味のない方は飛ばしてくださいね。
秋の酵素は12月中旬まで作れます。
興味の有る方は是非トライしてみてください。わからない事はおたずねください。
「1 材料を集める」
・根菜 カボチャ(1kg)・人参(1kg)・サツマイモ(1kg)・ジャガイモ・レンコン等は多め。
大根・山芋・里芋・カブ・赤ビーツは少な目
・果物 種アリ葡萄・リンゴ(1kg)・柿・梨・洋ナシ・無花果・みかん・キーウイ
栗・スダチ・カボス・国産レモン・柚子・カリン・石榴・あけび・くるみ・銀杏
・キノコ 舞茸・しめじ・エリンギ・エノキダケ・椎茸
・他 しょうが・うこん・ゆり根・ムカゴ・隼人瓜・インゲン・トウモロコシ
・山の幸 山葡萄・ハマナスの実・ナナカマドの実・野バラの実・朴の実・サルナシ・マタタビ
・雑穀セット(1kg) 玄米・小麦・大豆・あずき・金時豆・黒豆・タカキビ・イタドリの根・オオバコの実
(これは中山酵素教室で売っています 1400円 )
・その他 発酵剤・ケルプα 2500円 海の精 8700円 (これも酵素教室で売っています)
白砂糖11kg 漬け物ダル30リットル・40リットル2個
※入れてはいけないもの ニンニク・にら・長ネギ・玉ねぎ・ など匂いの強い物
ゴボウ・白菜・キャベツ・キュウリ・ナス・ などアクの強い物や葉物
オレンジなどの輸入品
「2 仕込み」
①秋に実る果実や木の実、穀物、根菜など、なるべく住んでる地方で収穫されるものを、
30~50種類くらい、全部で10kg集めます。
春の酵素と違って材料を買い求めることが出来るので楽です。
なるべく多くの種類をいれると、それだけ酵素の種類も増えます。
地元の農産物直売所などで新鮮な旬の物を求めてください。
②材料をきれいな水で洗います。
本当は山の清水や湧き水で洗う方がいいのですが、
水道水の場合は、1日くらいおいて塩素を飛ばしたもの。
又は水道水に手作り酵素をいれて1000倍液を作り、
その中に20分位つけておく。パイロゲンの1000倍液もO・K。
③漬け物ダルの底にまず白砂糖1kgを敷き詰める。
材料を1kgくらいきったら砂糖と混ぜ合わせる。
その上にまた砂糖を1kg入れる。
また材料を1kg切って砂糖と混ぜ合わせる。
これを繰り返す。10kgの材料に10kgの砂糖を混ぜ合わせる。
④材料は酵素が出やすいように2mm~5mmくらいに薄く刻む。
種も皮も全部入れる。
みかんだけ皮をむいて入れる。
カボチャの綿も入れる。
⑤穀物セットは前の晩から水に漬けておく。翌日水を切って加える。戻すと1kgになります。
穀物セットの中に入っている、
イタドリとオオバコの実はそのまま加える。
山葡萄も手でよく潰して加える・
⑥10kgの材料を切って、それに10kgの白砂糖を混ぜ終わりました。
今回は32種類が入っています。
あと2回作るつもりなので、次は今回手に入らなかった材料も加えて、
より多くの種類を入れて、最後に全部を混ぜ合わせる予定です。
⑦上に発酵助成剤をふります。
発酵助成剤ケルプαは海藻粉末と発酵菌が入っています。
これを入れると、良い発酵、均一な発酵をうながし、
雑菌の生える隙を与えず、安全な酵素飲料ができます。
⑧最後にその上から砂糖1kgで覆います。
これで仕込みは終了です。
フタをして、家族皆が居る暖かい部屋に置いておきます。
「3 かくはん・発酵」
①翌朝の状態
砂糖の浸透圧で水分・エキスが出ています。
素手で底からしっかり混ぜます。
底には溶け切れずに、ピンク色に染まった
白砂糖が沈殿しています。
素手で混ぜるのは、自分の体を守っている常在菌を酵素の中に入れて、
自分だけの酵素を作るためです、飲む人皆で混ぜるのがベストです。
朝晩混ぜて、空気を入れ均一な発酵をうながします。
②1週間くらい混ぜつづけ発酵させます。
4~5日してタルに手を入れたとき少し生暖かさを感じれば、
発酵しています。
天候によって発酵までの時間は左右されます。
発酵には20度前後が必要です、丸沼は標高1400mで雪も降りました。
ストーブをたいてキッチンを暖めています。
「4 漉します」
本当は1週間から10日間くらいで漉しますが、
丸沼は寒くて2週間目に漉しました。
30リットルにぴったり合うザルで、
48時間くらいかけて漉します。
「5 海の精を加えます」
10kgの材料と11kgの砂糖から11リットルの酵素が出来ます。
出来た酵素に「海の精」を加えます。
「海の精」は昆布から作られた酵素です。
人は海からやってきたので、陸の恵みから作られた酵素に、
海の酵素をプラスすることで、体にとってより良い酵素になるのだそうです。
「6 完成です」
まだ発酵しているので、
冷蔵庫か直射日光のあたらない涼しい場所で保管します。
酵素は40度前後(人の体温)が一番活発で、
60度以上の熱には弱いので、
常温の水などで好みの甘さに薄めて飲んでください。
私はグラスに20cc入れて割って飲んでいます。
レモンなどをしぼって入れてもおいしいです。
※酵素は人が生きていくうえで、とても大切なものです、
消化・分解・吸収といった、体の働きすべてのことを酵素が行っています。
年齢とともに失われていく酵素をおぎなって、これからも元気ですごしたいなと思っています。
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