お店などない奥日光の山の中の生活を彩る、
食べ物やアクセサリーなどの楽しい手作り生活、また大好きな旅行について時々書いてます。
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5月21日〈月) パリ
居心地の悪い安宿を早々に後にして、
列車の発車時刻まで2時間くらい、駅の中にあるマクドナルドで粘ることに。
しかしフランスのマクドナルドは他の国に比べて、全くの別物です。
コーヒーからバゲットのサンドイッチ・お菓子・ジュースにいたるまで、
皆が普段飲んだり、食べたりしているものが置かれていて、とても美味しい。
マックのWIFIも本当の意味でフリーで、スマートフォンも使えます。
日本だと〇〇に加入している機種だけしか使えないとか、実は全くフリーではありませんが・・・
11時30分マルセイユを出発して、
シャルルドゴール経由でパリのレ・アールについたのは5時過ぎでした。
本当は、パリに2泊して、クリニャンクールの蚤の市に行って、
アクセサリーの材料を買ったり、皆のおみやげに、何か掘り出し物がないか探したり、
と、蚤の市めぐりに残りの気力・体力・経済力を賭けるつもりでいたのに、
思いもかけず、マルセイユ泊になって、全てはおジャンに・・・・残念無念。
5月22日(火) パリー成田
今日は夕方の飛行機で帰国の途につきます。
とりあえずホテルに荷物を預けて、エッフェル塔にでも行ってみようかと~
前回行った時はものすごい人で、上に登る階段もエスカレーターも長蛇の列で、
見上げただけで帰ってきたので、今度こそ登ろうと思ったのですが、
世界のエッフェル塔をなめてました。
小学生の遠足の団体からから、ツアーの観光客など、世界中からやってきた老若男女であふれてました。
で、またしても見上げただけで帰って来ました。
飛行機の出発3時間前にホテルをあとにして、シャルルドゴール空港に行く電車に乗り、
「ああ~旅もとうとう終わったな~」と思っていると、
突然見しらぬ男性が「エアポート?」と話しかけるので「イエス」と答えると、
何やら早口でまくし立てはじめて、エノさんが理解したところによると、
「この電車はエアポートに行かない、一つ前の駅まで戻って、そこから反対方向の電車に乗り換えろ」
お礼を言って、あわてて戻って乗り換えて、なんとか無事に空港に到着。ああビックリした!!
「いや最後の最後に旅の醍醐味をあじわったね~」
「あせったんで、ノドが乾いた~ビールでも飲もう」と二人して飲んでいると、搭乗のアナウンスが、
「えーもうそんな時間なの?」
おみやげ買ってないので、せめて空港でチョコレートでも、と思っていたのに、
結局なんにも買えずに、あわただしくパリをあとにしてしまいました。なんだかね・・・・・
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5月20日〈日) マルセイユ
旅も終わりに近づきました。
今日はエクサンプロバンスからマルセイユまで戻って、そこからTGVでパリに戻る予定です。
ところが、マルセイユ駅で自動販売機でチケットを買おうとしてもうまくいかず、
仕方なく長蛇の列にならんで、窓口で「今日のパリまでのチケットが欲しい」というと「ノン」という返事。
次の日もほとんど空きがなく、なんとかバラバラの席だけれど、パリ・シャルルドゴール行きをゲット。
フランスのTGVは、日本と違って自由席がなく、全席指定なので仕方ありません。
おもいもかけず雨のマルセイユに1泊することになってしまいました。
もうパリの宿はお金を払っているので、久しぶりに駅前の安宿泊です。
※マルセイユはアフリカ系やアラブ系の移民の人が多い街でした。
TGVには平気で犬も自転車も乗っています。私達と相席の若者もハグ犬を連れていました。
バラバラだった席は、一人旅の親切な60代くらいの男性が、代わってくれましたが、
次の駅で男性が座ってる席に、子供を3人連れたお母さんが乗り込んできて、
弁当を食べるわ、ゲームをするわ、お絵かきをするわで、賑やかなこと!!
なんだかその男性に悪いことしてしまったなあ・・・・と、
でもエノさんは「ああ良かった~あの席だったら耐えられないところだった」と小さな声で言ってました。
いつも私達が作った酵素を飲んでばかりでは悪いので、
春の酵素〈野草酵素)作りにはぜひ参加したいと、モリトが言うので、
先程、3人で10kgの酵素を仕込みました。
しかし、3人で1時間くらいかけて、野草の新芽を摘んで、
よしこれだけあれば10kgあるだろうと、
帰って測ってみるとビックリの5.6kg!!しかありません。
昨日私が作った2.4kgとあわせても8kgです。
しかたがないので、モリトがもう一度,笹ヤブに分け入って、熊笹の芽を2kg摘んできました。
野草を洗って皆で切って、砂糖をまぶし(10kgの野草に10kg!!の砂糖を混ぜます)
上に均一に発酵するように、昆布で作った発酵剤をふりかけ、
さらにその上から、さとう1kgで覆って,とりあえず今日の作業は終了です。
明日から2週間くらい毎日素手で混ぜて、発酵させます。
※モリト初めての酵素作りの感想は、いやー野草10kgとるってたいへんだね、
でも野草の新芽のパワーをもらうんだから、野草酵素すごく効きそうだね。と言ってました。
5月18・19日〈金・土) エクサンプロバンス
今回の旅行はあまり天気に恵まれてなく、
ビアリッツで1日素晴らしいお天気だっただけで、あとは雨もしくは曇って風が強い日ばかり。
しかし今日は、暖かな日差しあふれるプロバンスへ初めていくので、ちょっとワクワク。
でも朝から雨と風、思わずダウンセーターを着こむほど寒い、
おまけに9時30分にカルカソンヌ駅に行くと、
ナント1時までプロバンス方面に行く列車がない。
仕方なくカフェに入り「カフェクレーム」と「ビール」で3時間ねばる。
そうして到着した、エクサン・プロバンスは都会だった、そして風がビュービュー吹いていた。
土曜日で市が開いてなかったら、ラベンダーや、オリーブの細工やマルセイユの石鹸など、
ほしいなと思っていたおみやげが、全然手に入らないところだった。
思わず、モロッコで買いそびれたランプカバーや化石なども買ってしまいました。
しかし、夢に描いていたラベンダー畑はいったい何処にあったんでしょうね??
またまたお知らせです。
丸沼は新緑の季節を迎えました。
林道に散歩に行くと、こごみや・イケマ・くまざさの芽、山葡萄の芽がいっぱい出ていました。
6月の初旬から中旬にかけて、野草酵素を作る予定です、
もくもくに泊まって〈1泊2食付き・半泊朝食付・素泊まり〉一緒に酵素を作りませんか。
野草の新芽で作った酵素は、冬の間に溜まった老廃物を、体から出してくれる働きがあります。
作り方
①山に分け入って野草10kg〈無理なら5kg〉を摘む
②きれいな水で洗って、ザルに上げ、
③40リットルの樽に、1キロの野草を刻んで、1kgの白砂糖をまぜる。
10kgの野草を刻んで、10キロの砂糖を混ぜる。
④最後にその上に昆布から作った発酵剤をふりかけ、し
ろざとう1kgで全体にふたをする。
⑤次の日から素手で底からよく混ぜる、1週間くらいで発酵。
⑥30リットルの樽に、発酵した野草をぴったり合うザルで漉す48時間くらい。11リットルの酵素ができます。
持ってきていただく材料と道具
漬物樽( 40リットルと30リットル2個) ザル(30リットルにちょうど合う大きさ)
白砂糖11kg 大きめのまな板、包丁 です。
※興味のある方は、お問い合わせください。
ただ野草を10kg摘むのは、結構大変です時間も体力もひつようです。車も必要です。
いろんな宿に泊まって、一番感心することは、
どこも、きちんとメンテナンスしてるな~ってことです。
お部屋の壁紙は張替え、ペンキは塗り替え、古い水まわり製品は取り替え、
常にお手入れして、いつお客様が来てもいいようにきちんとしていて、
感心させられます。
去年クロアチアを旅行して、そうだ「もくもく」もペンキ塗りしなくては、
と思って、ペンキや刷毛やローラーを買い込んで、ナント1年が経ちました。
もう絶対に今日こそペンキを塗るぞ!!という堅い決意の元、お風呂場に行く廊下のペンキ塗りを決行しました。
樹が生い茂って、どうしても湿気ているので、
廊下の漆喰の上に、カビのシミが浮き出ているのが気になってはいたのですが、
日々の仕事の中で、見て見ぬふりをしていたのです。
夕方までかかりましたが、すごく綺麗になりました。お風呂に行くのが楽しくなってきました。
あとは、食堂と1階の廊下を塗る予定です、勢いで一気に行きますよ~~
楽しみにしててくださいね。
5月16・17日(水・木) カルカッソンヌ
今回は昔行ったことのあるところばかりで、
新鮮な感動は薄いのですが、なんだか懐かしく居心地の良い旅です。
さてカルカッソンヌもその内の一つです、
ビアリッツからは北のバイヨンヌまで戻って、ツールーズ行きに乗り換え、
更にツールーズから乗り換えてカルカッソンヌを目指します。
乗り換えが沢山あるので、時間によっては1日仕事ですが、
幸いものすごく乗り継ぎが上手く行って、早めにカルカッソンヌに到着しましたが、
そのおかげで、お昼ごはんを買う暇もなく、飲まず食わずで5時間もすごすはめになり、
おまけに時間が出発まで2分しかないので、
エノさんが「先にいって列車を止めてるから」
と自分の荷物だけ抱えて全速力でいったので、
私も置いていかれては大変と、自分の荷物をもって階段を駆け登ってる途中で、
腰がグキ!!と、マンマ・ミーアなことになってしまいました。
そうしてたどりついた、そのカルカッソンヌの宿での出来事です。
その宿は、それはそれは素敵なインテリアで、個人の別荘におじゃましてるような感じです。
ただあまりにも部屋が広すぎて「ちょっと怖いくらいだね」なんて言いながら休みました。
夜中、ふっと目が覚めると体が全然動きません、あ、金縛りかな・・・・と思ってると
部屋の隅に人のようなモワ~とした黒い影が、
と、見る間にその黒いものがスーと私の方に近ずいて来て、
あまりの怖さに思いっ切り絶叫してしまいました。
その瞬間エノさんに「フミさんどうしたの大丈夫?」とゆりおこされました。
どうやら夢だったようですが、絶叫は本物でビックリさせてしまいました。
実は、ぎっくり腰で寝返りを打つ事が出来ず、体がしびれて固まったままになって、
おまけに、エノさんが昨日食べた「シシカバブとステーキの脂身とチーズの盛り合わせ」のせいで、
夜中に2回目の胃痙攣を起こして、真っ暗な中、洗面所に行ったり薬を飲んだりしていたそうで、
その影や物音が浅い眠りの中で、怖い夢を見させたようです。
しかし怖かったな~~
そこの宿の朝食は素晴らしくて、マダムが全部自分で作ったそうで、
私も頑張らなくちゃ・・・という思いが、フツフツと湧いて来ました。
※こんなお美味しい朝ごはんをあまり食べれないエノさんです、可哀想。
いつもいつも適当ゆえに迷ってばかりの私達ですが、
12年前もそんなことがありました。
サンセバスチャン最後の夜、7時頃に食事に出かけると、レストランはどこも閉まっていて、
「あれ、スペインの休日なのかな~昼だってすぐ閉まってシェスタの時間になってしまうし、
でもこの時間で開いてないなんてことないよね~~」と言いながら、
碁盤の目のようになった旧市街の中の通りを、あちこちと探し歩き、
結局、そばの適当なバールで飲み始めた私達3人。
カウンターの小皿料理を適当に注文して、かなり飲んだ頃、
ちょっと物足りないから、メニューにある「アサリの生」時価というのを注文しました。
日本では火を通すのが普通ですが、スペインではカキと同じように、
生の殻を開けて氷の上にレモンと一緒に出てきます。こ
れが絶品で、病みつきになってしまいました。
最後なのでどうしても食べたくなったのですが、この時価というのが大変なことに。
普通のレストランで1500円~高くても2000円なので軽く考えていたら、
アサリだけで4000円も請求されてビックリ「ね、お金が全然足りないよどうしよう」
そこで、私達が人質!?に残って、エノさんが近くのATMでお金を下ろしてくることに・・・
ところが、待てど暮らせど1時間たっても帰って来ません、
エノさんどこかで事故にあってたりして・・・・と心細さも頂点に達した頃、
やっと帰ってきて「あーーー良かった心配しちゃった、一体どうしたの???」と聞くと、
近くのATMは焼かれたり、人相の悪い酔っ払いがたむろしてるし、
危ないんで、大通りのATMまで行ってお金を下ろしたら、どこの店だったか全然わからなくなって、
路地から路地へお店を探して、1時間以上も迷っていたそうです。
「もうあんまり見つからないから、こうなったら近くのバールでビールでも飲もうか、
と思ったら見つかった」なんて無責任なこと言ってましたが、
昔からあちこちで迷っていたんですね~~
ちなみにスペインのレストランは8時オープンです。教訓、時価は絶対に頼むべからず。
※あ~あ12年前は私も順子さんも若かったわね~当たり前か・・・
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