山葡萄の絞りかすを入れたばっかりに、

ものすごい勢いで発酵を始めた、２回目の秋の酵素。

「もしかして発酵しすぎて猿酒！？になるんじゃないの・・・・」

と心配しつつ見守っていましたが、

アルコールにもならずなんとか無事に完成しました、ホッ。

全部で１１リットルです。

これで心おきなく皆に分けてあげることができます。

今日はお客さんがいるのでレース編みは封印。

お掃除にパン作りと真面目に働いております。

皆に分けてあげるので、また酵素を仕込みました。

今回は免疫力を高めるキノコをちょっと多めに・・・・などと考えつつ、

３０種類をきざんだところで、

色づけのビーツ（真っ赤なカブ）がないのでどうしようか・・・・と、

ここで、いいかげんな性格の私は、

３回目の山ぶどうワインのしぼりかすを、タルの中へ・・・・・・

「どうせ発酵剤を入れて発酵させるんだから、いいかな？ヤマブドウをいれるときれいな色になるし」

ところが寒くてなかなか発酵しないはずの酵素が、

次の日から、恐ろしいくらいにブクブク発酵しはじめて、

「ひゃ～もしかしてサル酒になっちゃうんじゃないの」

と、一人戦々恐々とした日々をすごしております、バカですね・・・・。

去年の秋、友人にさそわれて「ナカヤマ手作り酵素教室」に参加、

はじめて手作り酵素を作った。

作ったものの、私は元気なので、今ひとつ体に良いのか・・・よくわからない。

そんな時、九州に住む友人が電話で

「母の具合が悪くて、物をかんで食べる事が出来ず、水もごくんと飲めない状態が続いて、

病院で胃に穴を開け、直接食べ物を流し込む手術を勧められているの、

でもそれはベッドに寝たきりになると言う事だから・・・絶対にそんなことしたくない、

でも食べられないから・・どうしたらいいか、私の方がノイローゼになりそう・・・・・」

で、酵素のことを説明して、だめもとでお母さんに飲ませてみてと、

出来たばかりの秋の酵素を3リットル送ってあげた。

それから2ヶ月たったころ彼女から電話、

「連絡がおそくなってごめんね、母がね、すごく元気になったの、だんだん食べ物をゴックンと、

飲み込めるようになって、声も出なかったのが、看護婦さーん！！てすごく大きな声で呼んで、

同じ人かいな・・・と言うくらいになったのよ、よかった、ありがとう」

うーんやっぱり酵素って体にいいんだな・・・と納得して、

春に野草の酵素を作り、夏前に梅の酵素を作り、また秋の酵素をつくった。

もちろん作るたびに彼女のお母さんにも送っているが、

年老いた両親を介護している彼女自身も一緒に飲んで欲しいと思っている。

 

最近、手作り酵素にはまっている。

季節ごとにいろいろな手作り酵素があり、

秋の酵素は体を温め新陳代謝を活発にしてくれる働きがあるらしい。

①　材料　１０ｋｇ　白砂糖１１ｋｇ　海の精１本　ケルプα

秋に実る果物や木の実、根菜類、玄米や雑穀、豆類,キノコ類

など３０種類くらい。雑穀や豆は前の晩から水に漬けておく。

今回はリンゴ・カボチャ・人参を多めに使う。

②材料を清水で洗い、種も皮もすべて小さくきざみながら、

１ｋｇのきざんだ材料に１ｋｇの砂糖をまぜていく。

砂糖の浸透圧で酵素を抽出するが、あとで発酵させるので、

砂糖はブドウ糖に変化し、問題ないそうです。

③１０ｋｇの材料に１０ｋｇの砂糖を混ぜ、

最後に発酵剤のケルプαを上にのせ、１ｋｇの砂糖でフタをする。

翌日から毎日素手で底から良くかき混ぜ、発酵させる。



④丸沼は寒いのでなかなか発酵がすすまず、

漬け込んでから２３日目、ようやく４８時間かけてザルでこす。

採ってきた山葡萄を１ｋｇいれたので、きれいなワインレッドの

酵素になった。うれしい。

⑤こした酵素に、海の精を１本入れる。

海の精は昆布などから抽出した海の酵素。

人間は海で誕生したので、山と海の両方の酵素を合わせることで、

より良い酵素になるといわれ、納得。

⑥じゃーん１１リットルの酵素完成です。写真は４リットル。

健康維持のために

朝晩30ｃｃづつ水またはぬるま湯でわって飲む。

体が不調の人はもっと沢山飲んでもＯＫ。

息子達や体の不調な友人・知人にもあげるので、あと１０ｋｇ作る予定。

味見したい人、作ってみたい人は声をかけてくださいね。

※興味のある方は「ナカヤマ手作り酵素教室」を検索して見てください。